ERIのブログ

自分の想いを言葉にするのが苦手なので
ブログ始めました
オープンに生きるって決めました

読むに当たって
常識外れ、そんなのおかしい
と思う方も出てくると思います
でも、常識って誰が決めたのでしょうか?
なぜ、皆さんと同じように生きていないといけないのでしょうか?

私はまだまだ臆病ですが
このブログには本気のことを書こうと思っています

同じ考え、価値観の方ができたらさぞかし嬉しいばかりです

大事な命2

翌朝、この日は休むということを決めていたので

職場に連絡を入れ

早速センターに問い合わせをした



手続きで済むのかと思ったら

ちょっと待っててくださいねと言われ

いなくなった時間、種類、特徴等を聞かれ

ほぼ一致してる犬が同様の時間に保護されたとのこと



私はお昼頃行くと伝え電話を切った



やっぱりって感じだった


なんとなく予想はできていた



無事でいてくれてた安心感はあったものの


また同じことを繰り返すのではないかと

後ろめたい気持ちの方が強かった




なかなか身体が動かなかった



約束の時間が近づき、ナビで調べて行った



そしたらナビの検索結果にびっくり


所有時間4分…



一体どこなんだと思いながらナビを辿って運転していった




最後の案内が終わり、私は周りを見た



「…えっここ?」




辿り着いてようやく気が付いた




家の近くに、こんなところに

犬が収容されている場所があるなんて、正直信じられなかった




中に入り電話で言われた場所に向かった




職員が鍵を持って、ソコの場所へ案内してくれた





一体どこにあるんだろう…




外の扉を開け、少し歩いてから左へ曲がった

建物があった



イメージしていたものとは違ったが、これが収容所なんだと思わざるを得なかった



そして入り口の柵を開け、扉が開いた




まさにメディアで見るような光景が、そこにはあった




前方に隔離された古々しい檻の中に、私の愛犬は居た





確認して、返還手続きをするため一旦そこを出た



今まで聞いたことのないような強い鳴き声で、愛犬は鳴いていた




興奮していた、に近いかもしれない







手続きを済ませ、愛犬を引き取り、家に帰った






私は自分が刑務所に行ってるような感覚がしてならなかった




その日はやけに気持ち悪いくらい晴れた天気だった気がする






家に戻り、また負の感情がやってきた






自分には無理だ…




初めて(?)声をあげて泣いた




頭が痛くなった





食べたい衝動がまたやって来た





仕方がないので、コンビニへ行って食べたかったものを買ってきた





でも、食べたらお腹いっぱいにはなった






お昼頃から電話カウンセリングの予約をしていたので


休む時間もなくカウンセリングがスタート






今自分が不安に思っていること、全部吐き出した




それによって気付かされたことがあった



私は決して残酷な人間ではないということ





1度は愛犬を手放し、これでよかったんだと思ったものの

保健所にいることを知り、ちゃんと迎えに行ったこと




そのまま迎えに行かないっていう選択肢もあった





あなたは充分優しい人だよ





温かい声でそう言ってくれた




そんなことを言ってくれる人は、周りにはいなかった





嬉しかった




初めて救われた気がした





それから愛犬を見る目が変わった







確かに…私と触れ合ってる時は嬉しそうにしてて

静かになると、お尻とか顔、身体の一部を必ずくっつけてお座りするし





こたつでのんびりしてると、布団の上に乗ってきて、知らず知らずのうちに安心した顔で寝てるし。。









私の愛犬は、幸せじゃないと思っていた






もっと日中そばにいて可愛がってくれる人のところが良いって思ってた







本当はそうかもしれない






エゴなのかもしれないけど、


でも、幸せって他人が決めるものじゃない








当人が幸せって感じているのなら


それは幸せなんだ







今も、そばでスヤスヤ寝ています








その日は、非日常生活を過ごしていたように感じた





人生がその日のうちに3回もあったような





夜一緒に寝る頃には、今日この子が保健所にいたということが遠い過去のように思えた








日常生活に戻ると、やはり感覚が戻ってしまう



ついつい過食してしまう




塞ぎ込みたくなってしまう







でも、職場でそんな気分になってた時



いつものからかってくる課長さんが話しかけてくれて

笑わせてくれた

いつものパターン



だけどその瞬間、ネガティブな感覚が弾け飛んで、すーっと楽になれた





笑いがデトックスしてくれた






だから、カウンセリングでも言われたけど



ほんとに人と会うこと、話すことが大切なんだよね…






がんばります

大事な命

私は一人暮らしをしている


でも実は一匹の大事な愛犬と一緒に過ごしている




一人暮らしだから当然、日中はお留守


夜も夜で予定が入る時があるから

構って挙げられない時がある



自分も自分で、なんか疲れてて

イライラしてしまう時があって

そんな時は過食して…




もう無理だと思ったことがあった




時は土曜日の夜


お互いの犬を連れてカフェでも行きましょうという約束があった



仕事が終わり

帰宅ラッシュでなかなか進まない帰路


約束の時間に間に合わなさそうだった


寒い車の中


イライラが発症していた



そして愛犬を連れてカフェへgo


ここでもなかなか進まない道


変更した約束の時間には間に合いそうだった



でも、予想はできていた


これは過食するな


って…。





ボリュームもなかなかあるチキンカツサンドを食べた


それで美味しかったし、満足ではあった




カフェを共にした方と別れ

帰る途中


案の定コンビニへ3件も寄った



そこで出した過食費2000円以上…



隣りにいる愛犬は何も食べていない状態なのに

私はひたすらコンビニ寄っては食べ物を求め…




こっちを見てくる愛犬が鬱陶しく思った時もあった



30分くらいで着くはずの帰り道

2時間以上かけて帰ってやっと家の駐車場に着いた




時がやって来た





ブレーキに転け下に落ちた愛犬はそのまま動かず怖がっているようだった



「…。」



おいでの仕草をしても動かないので、そのまま車の扉を閉め家に帰った




そのまま寝ようと思ってたけど、

ご飯あげてないことを思い出し、

ボウルにエサの準備をして愛犬を迎えに行く










はずだった







こっそり助手席のドアを開けたら、運転席側の方に座っていた


なので反対側へ





たぶん私もイライラしてたんでしょう



なかなかこちらへ来ようとせず、

サイドブレーキの奥の方へと隠れて行った



「もういい加減にして!」



そんな思いで繋いでいたリードを引っ張ったが

上手く引っかかっていたのか、止まったまま



私は更に無理矢理引っ張った

嫌がる愛犬を目の前にしながら





そして突発的にやってしまった




リードを首輪から外し

車の中から下ろした




一瞬で愛犬は消えてしまった






私はどうせ車の下にでも隠れてるんだろうと思ってた




ライトがなかったので、携帯を取りに家まで戻り

車の下を探した






いなかった…







7台並んでる全ての車の下を探した





いなかった




家の周り探したけど、どこにも気配はなかった






私は、これでよかったんだと思った





でも内心傷付いていた







部屋に帰り、良い感じに出来上がってるエサを見て




せめてでも匂いを嗅いで戻ってきてくれないかと願いを込めて




車の下に置いてきた








私は泣いていた




もう多分戻って来ないだろう…





ってわかっていた





でも、これでよかったんだ




あの子は人懐っこいから

どこかの優しい誰かさんに拾われて


幸せに暮らして欲しいな



と、願わざるを得なかった






葛藤していた


あのリードを外した瞬間のことが何度も何度もフラッシュバックしていた


胸が苦しくって、なかなか眠れなかった





そして4時間くらいで意識が覚め

目の前に、小さくってちょこんとうずくまってるものが目に見えた




「…?!…らんか?!?!」





それは泣いた時に使ったティッシュ箱だった





そしてようやく状況を把握した





朝になって昨日置いたエサを見に行った




食べてないかな、何かないかな

ってハラハラドキドキしながら階段を降りた





そこにあったのは、ふやけ散ってカチカチに凍ってたエサだった






やっぱりここにはいないんだ…




その日一日中落ち込んでいた





予定が終わり夕方になって


行動を起こした





これでよかったんだと思うものの

やはり愛犬の状態が心配だった




事故で死んでないかとか、寒さにやられてないだろうかとか、

ちゃんと保護されてるのかとか




でも不思議と思うのは、

愛犬は絶対元気にしてる

っていうわけのわからない自信(?)思いはあった




でもやっぱり目で確認しなくては不安だった





県の保護センターに電話をしても休日だったので繋がらず…





SNSで検索したり、呼びかけしたり





一つ残らずこと細かくチェックした






頭が痛かった






ご飯食べずに作業してたので、また食べたい衝動にかられた




結果食べた量は多かったけれども

それで満足できた






過呼吸気味だったのも落ち着いた




とにかくどこかに愛犬のリストがないか

見つかるまで気が気じゃなかった




明日になったら問い合せてみようと





流行る気持ちを抑えながら眠っていった…






次に続く

(長いので分けます)

今そうなってるのは必要だから☆


まさにこれですね(^^)